日本でも、例えば和歌山から淡路島などへフェリーで車ごと乗せて行くことができるが、それと同じ感覚で、イギリス〜フランス間を車で渡る手段がいくつかある。
ドーバー海峡を渡るフェリー
日本人の感覚だと、国を超えて自分の車を運転する・・・というのはなかなかイメージしにくいが、ヨーロッパの人々は国境を渡って買い物へ行ったり、親族に会いに行ったり、それこそお休みとなれば家族で旅行へ出かけたりするのだ。
イギリスからフランスの間にはドーバー海峡があり、それを渡るには二つの手段がある。1つはおなじみのフェリー、2つめはユーロスターという高速鉄道に車ごと乗ってしまうのだ。約35分ほどでフランスへ到着する。
35分の間、車の中で待つか、4台の車が乗せられて完全にシャッターが閉まった車両の中でぶらぶらするかのどちらけで暇をつぶすのだが、車両の中にはトイレもあり、小さいけれど窓もあるので、外を眺めることも可能。
車両の中はこんな感じ
イギリス人は物価が少し安いフランス側に車で行く目的は、なんとアルコール類を爆買いするのだ!ドーバー海峡を渡ってすぐにところに、フランスの港町カレーがある。カレーには大きなスーパー・カルフールがあるので、そこでお酒を箱ごと買って、日帰りでイギリス側に戻る。
爆買い中のイギリス人
カルフールでワイン物色中の女性
老夫婦もアルコールを箱買い
これもポンドがユーロよりも強いからであり、お酒の好きなイギリス人ならでは?!いざイギリスへ戻るときに、よく見られる風景がこんな感じ。
かくいうワタクシも、イギリスに住んでいたころ、あまりにもイギリスの食べ物がおいしくないので、ユーロスターに車を乗せて食材を何度か買いに行ったことが。焼きたてのフランスパン、ぱりぱりで美味しかった・・・(涙)イギリスでは当時、味わうことができないフランスパンの美味しさが病みつきになってしまった。
その他、子供服や雑貨などもフランスのほうがおしゃれで可愛かったので、よく車を走らせて買い物へ行ったのだが、たまにランチをしにフランス側に行く知人などもいて、意外とドーバー海峡超えは庶民に親しまれているのかもしれない。
イギリスではぜひドーバー海峡を車で渡って、ドライブを楽しんでみよう。
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