いやあ、先週の話題といえば「イギリスのEU離脱」でしたね。是非を問う国民投票でまさかの離脱の選択がなされ、株価が急落するなど、世界的にも影響がありました。
そんななか、イギリスの自動車工業会が「なんだって?!」と、国民投票の結果を受けて、緊急で声明を発表したそうです。
チーフエグゼクティブのマイク・ホーズ氏は、「英国民は、欧州から離脱するという未来を選んだ。英国政府は直ちに、経済の安定を保ち、英国自動車産業の利益を保護し、EUとの契約を維持するよう努めるべき」とコメント。
というのは、実はイギリスは自動車メーカーの工場や製造拠点などが結構あるのです。例えばBMWグループのMINIとロールスロイス、ジャガー・ランドローバー、ベントレー、トヨタ、ホンダ、日産など。だから、輸出比率の高い英国自動車産業にとって、EUからの離脱を選択した影響は大きいというわけ。
ホーズ氏は、「引き続き、欧州や他の世界市場との貿易が自由に行えることや、欧州および世界から人材を自由に集められることを期待する。これにより、欧州における自動車関連の投資の際、英国が最も競争力のある場所になるだろう」と述べている。とはいえこの先、本当にどうなるか誰にも予測がつかないだけに、自動車業界に限らず不安でしょうね。
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