前回のタコメーター修理は残念ながら失敗したので大変不本意ながらタコメーターは新品交換とします。

交換ついでにステッピングタコメーターにしてみました。
ステッピングタコメーターとはなんぞな??って感じですがステッピングモーターを使ったタコメーターですね。
通常のタコメーターはいわゆる電流計、電圧計みたいなもんなので応答性が悪い傾向があります。
ステッピングタコメーターはステッピングモーターなので位置決め精度が高く動きも早いのでリニアに正確な回転数を表示します。

今回採用したのはMDIでもお世話になった永井電子機器のクラブマンシリーズ8500r.p.m仕様タコメーター
11,000rpm仕様もあったのですがケントエンジンはそんなに回りませんw
無骨な感じでスーパーセブンにも似合いそうです。
なかなか良い値段がしますがスミスだと10万円(高っ!)ぐらいするので安い方みたいです。

永井電子機器 (ULTRA) ウルトラ クラブマンシリーズ ステッピングタコメーター No.1930-01 8500 r.p.m
ULTRA

このタコメーターにはYellow回転数、Red回転数を外部出力できます。
オープンコレクタなのでワーニング中だけで電気を通すって感じですね。
100mAまでOKで通常はシフトインジケータを増設するのに使うみたいです。
今回はブザーで警告音を鳴らすようにしてみました。

使ってみるとエンジンがうるさすぎて全く役立たずwww
近日中にLEDのインジケータに変更します。

 
 

標準の取り付け方法は付属のゴムバンドで裏側から挟むだけなのですぐに緩んでビビリ音が発生します。

付属ゴムバンド

付属ゴムバンド


みんなそれなりに取り付けには苦労しているみたいです。
今回は裏のネジを使って締め込むようにプチ改造を行います。
 
裏蓋はM3のナットで止まっていますので、このネジを利用して固定できるようにします。
このM3ネジを利用

このM3ネジを利用

長ナットとM3のスタッドボルトを用意。
スタッドボルトは売っていなかったので長めのM3ネジをペンチで切って作りました。
M3ぐらいならペンチで簡単に切れます。

長ナッとスタッドボルト

長ナッとスタッドボルト

M3ナットの代わりに長ナットでカバーを固定し反対の穴にスタットボルトを差し込んで出来上がり。

こんな感じ

こんな感じ

3mmアルミのアルミ板を用意

3mmアルミ

3mmアルミ


ぐぐっと曲げて
ぐぐっと曲げて

ぐぐっと曲げて


穴開けて〜
穴開けて〜

穴開けて〜


もう1個パーツを作って固定はリベットを使用。
こちらも完成

こちらも完成

傷まみれですが見えない部品なのでこれで十分でしょう!

完成!!

完成!!

パルスのサンプリング間隔が長いのかアイドリング付近では針の動きが早すぎてコマ落ちしてるみたいに見えますね。

設定は機械式を再現したモード2にしています。
モード1.回転数の上昇、下降、両スピードを最速モードに設定。
モード2.回転数の上昇側を最速に、下降側をディレイ(1000rpm毎に下降)。
モード3.回転数の上昇側を最速に、下降側をディレイ(2000rpm毎に下降)。
モード4.回転数の上昇、下降側ともにモード1の1/2の作動速度に設定。

ピーピー鳴っているのは先程も書いたオーバーレブ警告音です。

全く役に立たないので今は取り外してダイオードを一個付けてヘッドライト消し忘れ防止ブザーとして使用しています。
ダイオードとブザー。IGかACC電源とイルミ電源があれば作れます。

折角なのでライト消し忘れ防止ブザーを作ってみた

折角なのでライト消し忘れ防止ブザーを作ってみた

キャンピングカー用に作った時はリレー式だったのですがダイオード式にパワーアップです。
長年蓄積されたムダ知識が役に立ちましたw

 
 
 

2016秋の大規模メンテナンス一覧