トラックによる高速道路上での事故というのは大惨事を引き起こしかねないですが、このトラックが「自動運転化」されたら果たして事故は減るんでしょうか・・・・?
ドイツに本拠を置く自動車部品大手「ボッシュ」は先週ドイツで行われた「ハノーバーモーターショー」(商用車)において、商用車の未来のためのコンセプトスタディ『VisionX』を初公開して話題となりました。
このVisionXには、さまざまな技術が盛り込まれています。その中のひとつが、隊列走行。隊列走行を行うと、長距離走行時にドライバーの負担が軽減するだけでなく、安全性が著しく向上し、輸送効率も飛躍的にアップするとされています。
ボッシュによると、将来、複数のアシスタンスシステムが自動化と組み合わさることで、トラックの安全性と信頼性が「まるでレールの上を走っているか」のように向上する見込みだと話しているそうです。
車両は、走行ルート、交通渋滞、迂回路、目的地で利用可能な荷下ろし施設に関する情報など、必要な全データを「Bosch IoT Cloud」からリアルタイムで受け取り、ドライビングの複数の側面をトラック自体が担う・・・・等々、ドイツらしくシステム化されている感じです。
例えば高速道路に到着すると、トラックは複数台が数珠つなぎになる隊列走行に合流。この隊列走行では、各トラックが電子的につながれた先頭車両の後ろを走る、数多くのトラックのうちの1台になる。隊列を構成するすべてのトラックが、先頭車両に同期して加速・減速・操舵を行うそうで、ボッシュは安全性がかなり向上し、ドライバーの負担も軽減するとコメントしているそうです。
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