フェラーリの612スカリエッティ。有名なイギリスの自動車番組「TopGear」の辛口プレゼンター、ジェレミー・クラークソンも「最高の車を求めそこにたどり着いた後、次に乗るのは612スカリエッティだ」と絶賛したそうです。
そんなフェラーリの612スカリエッティの、この高性能を支えるエンジンはどのようにして作られているのでしょうか?
エンジン作りはまずインゴットを溶かすところから始まります。溶鉱炉でどろどろになるまで熱します。
レントゲン検査が行なわれ、内部に亀裂が走ったりしていないかどうかのチェックが行なわれていきます。目視作業なので経験がモノを言う世界です。
研磨作業はひとつひとつ丁寧に。組立も手作業です。
だんだんエンジンの形になりました。あらゆるテストもしていきます。
完成したエンジンをゆっくりフェラーリに・・・。
すごい手間ですね。それもそのはず。フェラーリでは、基本的に1台のエンジンの組み立ての最初から最後までを1人のエンジニアが担当、各工程のチェックを行なっているとのこと。単純にチェックといってもその量は膨大になってくるため、いったいどれくらいの手間がかかるのか分かりませんね!
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