車社会が発展してからずっと課題になっているのが「交通事故」ですね。これはなかなか減らないどころか、近年のスマートフォンの普及により、更に注意散漫となり、悲惨な事故が増えてしまっているのが現状です。スマホだけではなく、疲れたり、眠気などでも下手をすれば事故の原因となりえますが、そんな状況をサポートする試みが行われています。
そのひとつが、Alchemy Technology社がパソコンメーカー大手のAcerと興津開発した、EEG(脳波)ヘッドセット。
これを使って車の運転を可能にしようというものです。すでにヘリの運転操作などにも応用しようとされているようですが、まずはRCカーで実験が行われているようです。
運転手の集中力が低下した場合、コントローラーの操作を無視して、RCカーは速度をゆるめ停止するという仕組みになっているそうです。脳波で運転するイコール運転手の集中力を計りサポートしているというわけ。
RCカーの屋根部分にある緑のLEDライトが運転手の集中度で、点灯の数が多いほど集中力も高いとみなされます。集中できているときはコントローラー、集中力が途切れると停止します。
これが脳波で運転するメルセデスのコンセプトカーのモデル。
アクセルもブレーキも、そしてハンドルさえもない「脳波で運転する車」のコンセプトモデル、コチラが運転席です。
無機質でちょっと不気味な感じがしませんか?「Merc Cyborg」と名付けられたこのコンセプトカーは、2040年に完成予定だそうです。
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