エコな車として代表的なものが「電気自動車」ですね。まだまだ価格も高いので一般的になったとは言いがたいのですが、それでも実用化されて久しいですよね。
そんな電気自動車が現代のものだと思い込んでいるアナタ!いえいえ、電気自動車はすでに約120年前に実用化されていたんです!
1893年シカゴ万博に出品された四人乗りのこの車。
ウイリアム・モリソンが発明し、制作したものです。再充電可能でスムースに動くという、かなり時代を先取りした電気自動車だったのです。その後、1900年にはアメリカ中で4000台以上の電気式自動車が走ったそうですが、ガソリン車で工場の流れ作業形式を可能にしたフォードの「T型フォード」の出現で、残念ながら姿を消してしまいました。
発明者のモリソン自身、1895年のロードレースに参加、6インチの雪の積もった公道を53マイルの内13マイルを走り、そこでパワー切れとなったと言う逸話もありました。
もしフォードがガソリン車の大量生産を可能に出来なかったとしたら、もう少し早く電気自動車が世に出ていたかもしれませんね。電気自動車の歴史って意外と古かったのですね。ちょっとビックリしました。
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