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一向になくなる気配のない「乳幼児の車内放置」。真夏に乳幼児を車内に残し、少しの間離れて戻ってきても、もう手遅れになっていたということも良くあります。

そんな昨今の事情から、(社)日本自動車連盟(JFA)が車内温度の危険性と車内の子供をテーマとしたテストを実施しました。

自動車の車内における子どもの「熱中症」事故は、真夏の炎天下よりも春先から初夏にかけて発生する傾向があるそう。その原因は、比較的さわやかな時季は「車内が高温になることはないだろう」という、保護者の過信や誤解のためとされています。

今回の実験では、「車内に置き去りにされた子どもダミー」や「チャイルドシート」などに温度センサーを取り付けて、日の出から日没まで、車内温度を計測。この日は最高気温が23℃と比較的過ごし易い1日でしたが、14時過ぎの車内温度は50℃近くまで上昇し、車内に置いた一部の缶入り炭酸飲料が破裂しました。

子供の安全ネットワークジャパン、医療法人誠仁会伊藤病院 伊藤将史院長は、「赤ちゃんは、一見スヤスヤと気持ちよく寝ているように見えても、実は体内では大人が小走りをしている時と同じくらいの代謝をしていることになります。これは大人に言いかえれば、50℃近いバスの中を走り回っていることに相当します。春先の爽やかな季節のもと、車内でスヤスヤと寝ている幼児が10分程度の短時間のうちに重症疾患になったり、死に至る可能性もあることを認識すべきなのです。」と警告しています。

またJAFは同様に夏にも同じテストをしており、午前11時の天候は曇りで外気温は30.4度、湿度は62%の時点で、すでに車内温度方は42.9度(!)に上昇し、午後1時の時点では、外気温は33.6度、湿度49%。そのときの車内温度の方は51.7度(!!)で、ダッシュボードは68.5度を示し、エアコン使用車両でも車内温度は37.6度にまで上昇していました。

以上の結果からJAFでは「このような状況下に幼い子供を車内に残すことは、生死にかかわる危険な行為だといえます」と警告しています。

 

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super7
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