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「エコカー」という言葉が世に出て久しい今日このごろですが、本当に「エコ」=「環境にやさしい」のかというと、なかなか疑問でもあります。

例えば、一台のクルマを長く大事に使うのと、最大三年で乗り換え続けるのではどちらがエコ?それなのに販売開始から何年経っているかというだけで税金が高くなるというのは本当に「環境にやさしい」のか?さらには、3.11の原発事故の後は、本当に電気自動車が「環境にやさしい」のか?といった疑問も出始めています。

最近、海外では都市部からクルマを排除しようという動きが見られています。イギリス・ロンドンでは「混雑税」、パリではクルマを完全に排除しようという規制も動き始めています。

渋滞が常に起こるような都市部で時速3−40キロしか出すことができないのに、なぜ何百馬力ものクルマが必要なのか?という疑問が出てきており、今のクルマはパワーが過剰ではないかと考える人が増えてきているそうです。

そこで開発されたのが、この「究極のエコカー」。

自転車ベースのクルマで最大「2人の脚力」でさらに荷物も詰めます。郊外へ行く場合はともかく、都市部の移動だけなら、エンジンのついたクルマは不要と考える人が出てきても不思議ではありません。

これらはずべてアメリカ・ミシガン州の同じデザイナーのチームによるものですが、こうした「人力」のクルマが今、アメリカのクルマの見本市、オートショーで発表・展示されています。車社会のアメリカでも意識が変わりつつあるようで、都市部でのみの移動ならば、これでも十分と考える人も増えてきているそうです。

 

こちらは、実際に販売されている“ELF”。アメリカ、ノースカロライナ州にある企業が販売しており、すでにアメリカでは現実的な選択肢となっているのだとか。前後に2人乗れます。ソーラーパネルも備えており、電動だけでも走行できる、いわゆる「人力」との「ハイブリッド」。環境負荷への意識の高まりから、意外と売れているようです。その上、ガソリン不要、免許も不要、おまけにエクササイズも兼ねている!詳しくはこちらで:http://organictransit.com/

皆さんもぜひエコカーについて考えてみましょう!

 

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super7
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