どの車メーカーも新しいタイプの車の開発の後に頭を悩ませるのが車の「名前」。世界で売るなら、なるべくその国のタブーに触れないように、また知らないうちに「ジョーク」みたいな名前になっていないように細心の注意を払うそうです。
一番お手頃なのが「人名」になると思うのですが、これまた一苦労。でもそれが「女性」の名前なら、クルマの大好きな「男性」方には魅力的で受け入れやすいものなのでは?
シボレー・カプリス
アメリカの自動車メーカー・ゼネラルモーターズ(GM)のシボレー部門が生産するフルサイズセダンで、北米では60年代から販売され、70年代まで大人気だった車種。“カプリス”はフランス語で気まぐれの意味もありますが、当時のGM重役の娘の名前にちなんでつけられたと言われています。
アルファロメオ・ジュリア
アルファ・ロメオファンに絶大な人気を誇る『ジュリア』は1950年台に登場したモデル。コンパクトなボディに愛嬌のあるフロントマスクが印象的。どういう経緯でジュリアという名前がつけられたのか不明ですが、海外では一時とても人気のあった女の子の名前でもあります。
アルファロメオ・ジュリエッタ
同じアルファロメオのジュリエッタ。ラテン語ではジュリアの妹や小さなジュリアを意味します。シェイクスピアの悲劇『ロミオとジュリエット』にちなんで、社名のロメオに対してつけられたそうです。さすがイタリア人!女性好きだな〜。
メルセデス・ベンツ
高級車の代名詞のような「メルセデス・ベンツ」という社名。この ”メルセデス” は、メルセデス・イェリネックという女の子の名前から命名されたと言わています。これが誰なのか?う〜ん。
アリエル・アトム
英アリエル・モーター・カンパニーが生産する2人乗り乗用車である『アリエル・アトム』シリーズはむき出しのボディが印象的な2人乗り乗用車。ようです。“アリエル”という名前はディズニーの『リトル・マーメイド』の主人公の人魚姫を連想する方も多いかもしれませんが真意の程は不明。
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